ミャンマーと周辺国がオンライン詐欺や国境警備など、国をまたいだ共通の問題について初めて協議しました。
タイで19日に開かれた非公式会合には、ミャンマーの軍事政権の外相や中国、インドなど6カ国が参加しました。
特にオンライン詐欺については、情勢不安が続くミャンマーを拠点に外国人が巻き込まれるなど問題となっています。
ANNの取材に応じたバングラデシュ人のアリヤンさんは8月、高収入の仕事を紹介されてタイを訪れましたが、実際にはミャンマーに連れて行かれて10月まで詐欺行為を強要されました。
ミャンマーで詐欺を強要されたアリヤンさん 「ノルマを達成できないと罰が与えられる。10分間の電気ショックや食事抜きだ。拠点で働かされている日本人もいた。見たので間違いない」
今回、具体的な対応策はまとまりませんでしたが、各国は協力関係を強化することで合意しました。