埼玉県八潮市で道路が陥没してトラックが転落した事故で、穴の内部に入るためのスロープが完成しました。今後、がれきを撤去して本格的な救出活動に取り掛かるということです。
先月28日昼前に八潮市内の交差点で発生した陥没の穴は直径およそ40メートルで、現在もトラック運転手の男性の安否が分からないままになっています。
埼玉県によりますと、穴は深さが15メートルほどあるため、重機や人が安全に内部まで下りられるようにスロープを作る作業が行われていましたが、今月1日午前に完成したということです。
これにより、がれきの撤去と運転手の男性の救助活動が本格的に始まります。
男性の救助ができ次第、下水道管の応急措置に入るということです。
また、2日は午前中に雨や雪の予報が出ているため、埼玉県は雨や雪が降っている間、より一層、家庭などでの排水を控えてほしいと近隣住民に呼び掛けています。