真冬並みの寒気の影響を受け、6日朝も冷え込みました。日中は気温も上がり、寒暖差の大きい一日になりましたが、全国的に晴れたためか、各地で多くの人出がみられました。
■冬山開きに「晴天で幸先いい」
本格的なスキーシーズンが到来。岩手県の安比高原スキー場ではオープン後、初めての週末を迎えました。
スキー客 「楽しい」 「(Q.どんなところが楽しい?)直滑降ですべるところ」
6日は麓でも55センチの積雪となりました。
朝晩は寒く、全国の観測地点の半数以上で最低気温が0℃未満の冬日に。
関西最大級のハチ高原スキー場では、本格的なスキーシーズンを前に安全を祈願しました。
ハチ高原観光協会 田渕那国会長 「雪のなか、晴天のなか冬山開きできたことは大変、幸先も良いしうれしく思っています」
■各地にぎわうも寒暖差は大きく
この季節といえば、およそ14メートルの本格的なクリスマスピラミッドがそびえるのは東京・芝公園で開かれているクリスマスマーケット。大勢の人でにぎわいをみせていました。
都内から来場(30代) 「温かいキラキラした気持ちにさせてもらいたいな」
日中は気温が上がった東京都心。朝晩との寒暖差が大きいことを気にする人が多くいました。
都内から来た家族 「(Q.けっこう着込んでいる?)思ったより寒くなくて良かった」 「もっと寒いかなと思って、いっぱい着て来たんですけど」
神奈川から来場 「日中はコートがなくても過ごせる。朝と夜は冷え込むので、コートは持ち歩かないと厳しい」
東京では空気の乾燥状態も続いています。
こちらは空気中の水蒸気が凍って太陽の光に反射するダイヤモンドダスト。岐阜県高山市の六厩地区ではマイナス14.9℃を観測。全国で最も冷え込みました。
イルミネーションが点灯された先ほどのクリスマスマーケット。7日は、日本海側や北日本では雨や雪が降るところがある一方、太平洋側では晴れて寒さが緩む見通しです。