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総社市の補助金巡り住民監査請求 2億円余りの補助金の返還求める 岡山

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 岡山県総社市が市の第3セクター「そうじゃ地食べ公社」に出した補助金の一部が違法なものであるとして、市民が住民監査請求を行いました。

 住民監査請求をしたのは、総社市民3人です。

 提出した請求書によりますと、市民らは、総社市が2021年度から2024年度までに「そうじゃ地食べ公社」に出した「そうじゃのお米支援補助金」のうち2億円余りが違法な支出だとしています。

 その上で、公社と、補助金の交付を決めた総社市の片岡聡一市長、中島邦夫副市長に返還を求めています。

 違法の理由としては、「ふるさと納税事業」の不足分を補てんするとして申請された補助金が、公社の赤字補てんに使われている。

 また2024年度は、補助金を使った「ふるさと納税」の返礼品の調達費が国の基準を超えていて、地方税法違反などとしています。

(住民監査請求をした市民/友杉富治さん)
「厳正に監査をしていただいて我々の求めている賠償請求までつながっていくような答えが出てくることを期待している」

 監査結果は6日から60日以内に通知されます。

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