今年もあと3カ月を切りました。岡山市の郵便局には早くも来年用の年賀はがきが到着しました。12日朝、岡山市北区の岡山中央郵便局に年賀はがき1320箱、528万枚が届きました。職員が次々に仕分けていきます。
(山田記者) 「今年6月にはがきは62円になったんですが、年賀はがきは52円のまま据え置きます。」
はがきの配達数は減少傾向で、取り扱い量の減少と人件費の増加による収益悪化のために値上げに踏み切りました。しかし、年賀はがきは通常のはがきとコストの面で違いがあります。
(岡山中央郵便局 総務課 小橋和則さん) 「年賀はがきにつきましては1度にお届けする枚数を集約することができるということで、52円にさせていただいております。」
ただし、注意も必要です。年賀はがきの受け付け期間は12月15日から来年1月7日まで。1月8日以降は10円切手を追加しないといけないということです。
12日届いた年賀はがきは、岡山中央郵便局が管轄する岡山市北区の37の郵便局に配られます。発売は11月1日で、全国で25億8600万枚の年賀はがきが販売されます。
去年に比べると2億6700万枚少ないということで、郵便局はSNSと連動したサービスを始めるなどして、年賀状の利用者を増やしたいとしています。