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「あれで終わり?」と失望の声も…瀬戸大橋30周年花火のフィナーレは機材トラブルと判明

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 8月11日に香川県坂出市で行われた「瀬戸大橋開通30周年記念花火大会」は、機材トラブルにより、最後の1分間の花火が打ち上げられなかったと、香川県が発表しました。

 この花火大会は、瀬戸大橋を背景に、中四国最大級の1万5000発を打ち上げるということもあり、事前から大きな期待が集まっていました。    ところが、フィナーレの場面で音楽だけが流れて、花火が打ちあがらなかったことから、SNS上などで「失望した」といった意見が数多く書き込まれていました。

 また、県にも「これで終わりですか?」といった問い合わせが数件寄せられました。

 そのため県が、花火の製造・打ち上げを委託した石川県の業者に問い合わせたところ、15日に業者から文書で回答がありました。

 それによると「点火ケーブルの断線により、フィナーレの花火が打ち上げられなかった」ということです。  1万5000発のうち、何発が打ち上げられなかったかについては、まだわかっていないということです。

 香川県は、この業者に1300万円を支払うことになっていますが、一部の花火が打ち上げられなかったことから、費用面について今後協議をしたいとしています。

 花火大会を担当した香川県の交通政策課では「楽しみに来てくれた人には心からお詫びを申し上げます」とコメントしています。

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