海外からの観光客誘致につなげます。マレーシアで大人気の司会者が、岡山の魅力を母国で発信しようと県内の名所を観光しました。
午前9時すぎ、岡山城にやってきたのは、マレーシアの人気タレントナビル・アーマドさん(36)とその家族です。マレーシアでの岡山県の知名度を上げようと、岡山市や吉備中央町、旅行会社など42団体で構成する「岡山型ヘルスツーリズム連携協議会」が招待しました。
着物に着替えたナビルさんの目の前には、カメラを構えたマネージャーが。ナビルさんたちは、1月20日から23日まで岡山県内を観光し、その様子はインスタグラムや、テレビ番組などでマレーシアの人たちに紹介します。 ナビルさんはインスタグラムでも大人気で、フォロワーはなんと現在約150万人です。
(記者) 「ナビルさんたちが乗り込んだのは、桃のボートです。ナビルさんは岡山に来てから桃太郎伝説についても知ったそうです。まるで気分は、桃太郎です」
マレーシアは人口の約6割がイスラム教徒で、豚肉を食べたりお酒を飲んだりすることは宗教上禁止されています。今回の4日間のツアーは、ハラル認証を受けた飲食店に行くなど、イスラム教徒に配慮した内容になっています。
(ナビル・アーマドさん) 「日本に行くなら、まず最初に岡山に行ってと言います。岡山に来てから、他のところに行ってと」