近年相次ぐ台風や豪雨災害に備え、香川県警は救助活動用の「水陸両用車」を四国で初めて導入しました。
浅い川なら、溝がある8つのタイヤで水をかいて前に進みます。今年2月に香川県警が導入した水陸両用車「ARGO(アーゴ)」です。土砂災害や水害が起こった際、人や車が入れない場所での救助活動などに役立てます。
(香川県警/楠直久 機動隊長) 「土砂災害現場は非常に足元が悪いです。ですから、人力で資機材を運んだり人員を運んだりするのは危険が伴いますのでARGOは、そういったところで活用していきたい」
ARGOは、現在、9つの都道府県に配備されていて、先週の熊本県の豪雨災害では福岡県警の車両が救助活動に使われました。香川県警の車両は、主に四国内での水害発生時に出動します。