授業の一環で手作りパンを販売している岡山県倉敷市の支援学校が、西日本豪雨で被災後初めて営業を再開しました。
倉敷まきび支援学校高等部では、社会人として欠かせないコミュニケーション能力などを養ってもらおうとパンの製造・販売をしています。
2018年の西日本豪雨で倉敷まきび支援学校は2階の床まで浸水しました。
校舎は2019年9月に復旧しましたが新型コロナウイルスの影響で手作りパンの販売を中止していました。
2月17日は2年7カ月ぶりのパン工房再開です。店に見立てた食品実習室には、生徒たちが丹精込めてつくったパンやタルトなど10種類以上が並び、地域の人が次々に訪れていました。
(訪れた人はー)
「おいしそうなパンがいっぱい並んでいるのを見るとよかったなと思いまして、これからぜひ頑張ってほしいと思います」
(生徒はー)
「たくさん来てくれたのでうれしくて、すごく緊張しました。社会ではあいさつとかコミュニケーションをとれるように頑張っていきたいと思います」