開幕2試合で監督が辞任し、現在4連敗中のJ3・カマタマーレ讃岐。J1清水でも指揮をとった新しい監督が就任し、14日から練習に合流しました。
カマタマーレ讃岐の監督に就任したのは、セルビア出身のゼムノビッチ・ズドラブコさんです。
これまでにJ1・清水エスパルスの監督などを務めてきました。
カマタマーレとしてはクラブ発足以来初めての外国人監督です。
3月31日、シーズン開幕2試合目が終わった後、上野山GM兼監督が突然の辞任。
トップチームダイレクターだった西村俊寛 暫定監督が2試合の指揮を取りましたが、ここまで4戦全敗です。
(白戸ゆめのリポート)
「就任後、さっそく練習に合流したゼムノビッチ新監督。14日はノートを見ながら選手を見守っています」
ノートには選手の名前やプレーの特徴が書いてあるとのこと。選手を覚えながら、時折ジェスチャーを交えて指導する姿が見られました。
(カマタマーレ讃岐/竹内彬 主将)
「選手もまたフレッシュな気持ちになりましたし、いち早く監督の求めるサッカーを理解して、それをピッチで表現できるように努力していきたいと思います」
練習後に行われた就任会見で、ゼムノビッチ新監督は連敗が続く今シーズンについて語りました。
(カマタマーレ讃岐/ゼムノビッチ 新監督)
「今諦めたらもう終わりだから、厳しいところを乗り越えないといけない。1対0でも2対0でも相手がリードしても絶対諦めない、そのことをどんどん選手の頭の中に入れたい」
ゼムノビッチ新監督が指揮を執るカマタマーレ讃岐は4月25日、アウェーで鳥取と対戦します。