学生や教職員の感染を防ごうと、高松市の大学で「職域接種」が21日から始まりました。
21日から始まった職域接種は、香川県立保健医療大学と高松大学・高松短期大学が共同で行うものです。それぞれの学生や教職員の他、近くの幼稚園や保育園の職員も合わせて1200人を対象に接種する予定です。
大学では病院や教育現場での実習が例年通り行えないなどの影響が出ているということで、接種を進めることで関係者の安心につなげたいとしています。
(ワクチン接種を受けた学生は―)
「実習が1カ月後ぐらいにあるので、打って良かったです。高齢者の方とかにかかっちゃったら重症化しちゃうんで、自分が抗体持っているのは安心ですね」
(高松大学・高松短期大学/和田光弘 事務局長)
「学生の接種が進むことによりまして、学生生活の安全・安心を確保できることにつながればなというふうに思っております」
この「職域接種」は8月23日までに2回目の接種を終える予定です。
香川県の大学では香川大学も19日から、学生や教職員らを対象とした職域接種を行っています。