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総社市が「ファミリーシップ制度」運用開始 同性カップルなどの子どもらを家族として認める 岡山

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 岡山県総社市が同性カップルなどの親や子どもらを家族として認める「ファミリーシップ制度」の運用を始めました。

 12月1日は、運用開始に伴い式典が行われました。総社市ではすでに性的マイノリティを含むカップルを「婚姻に相当する関係である」とするパートナーシップ制度を導入し、現在3組が認められています。

 今回新たに導入する「ファミリーシップ制度」とは、そのカップルの親や子どもなど近親者を、「家族としての思いを持つ関係である」と認めるものです。

 認められれば、市営住宅に家族として入居できます。

 また、子どもの看護休暇の取得や医療機関で家族として病状の説明を受けられるよう働きかけていくということです。

 総社市によるとこの制度の導入は中国地方で初めて、全国では9例目です。

(ももたろう岡山虹の祭典/市川明美 共同代表)
「私たちって誰かの子どもであるし、そしてまた誰かの親でもあるので、家族が家族として認められるというのは二人だけの問題じゃなく、とても重要な制度だと思って、本当にうれしく思っています」

(総社市/片岡聡一 市長)
「当事者の方々が和気あいあいと、カミングアウトということではなくて、この状況が普通の状態になれるように頑張っていきたい」

 この「ファミリーシップ制度」は三豊市でも2022年1月1日から香川県の自治体では初めて導入されます。

 また、岡山県笠岡市は2022年4月に「パートナーシップ制度」と「ファミリーシップ制度」を導入する予定です。

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