岡山県新見市の大学生が、国の重要無形文化財に指定されている備中神楽を地元の人たちに披露しました。
新見公立大学の地域福祉学科の学生が授業の一環で行ったものです。地域の生活や伝統への理解を深めることで介護などに生かす狙いがあります。
学生は、2021年10月から地元の神楽グループの指導を受け、稽古を重ねてきました。
そして、22日の発表会では、「大国主命舞(おおくにぬしのみことまい)」やスサノオノミコトが八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する舞など5つの演目を披露しました。
(観客は―)
「一生懸命演技されていたので感動した」
(神楽を舞った学生は―)
「なんとかやり切ることができて本当にうれしく思う」
会場では備中神楽のほか、学生らによるお囃子も披露されました。