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落雷で国宝が焼けた神谷神社で立ち入り検査 「文化財防火デー」に合わせ 香川・坂出市

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 1月26日は「文化財防火デー」です。2022年9月、落雷で国宝の本殿の屋根が焼けた香川県坂出市の神谷神社でも立ち入り検査が行われました。

 立ち入り検査が行われた坂出市の神谷神社の本殿は、鎌倉時代初期に建てられたもので、国宝に指定されています。

 しかし2022年9月、落雷により檜皮ぶきの屋根の大部分が焼けました。

 落雷の電流により電気系統が故障し、自動通報装置や放水銃は作動しませんでした。それらの設備は現在も復旧していないため、今回は、火災が発生したときの初動の対応などについて確認しました。

(坂出市消防本部/俵上透さん)
「近隣の皆さんとの協力体制や消防団の皆さんとの連携、宮司さまのいろいろなご努力がありましたので、そうそう何か起こるか、それが拡大するということはないのかなという気がしている」

 本殿が建てられて約800年。落雷による火災は想定していませんでしたが、今後は雷への対策も検討しています。

(神谷神社/中尾格 宮司)
「まずは避雷針を設置するということですね。今回、本殿の千木に落雷しましたので、千木に直接避雷針を付けるとかそういうことを検討してます。それから、電気的な回路の対策というのも検討しています」

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