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岡山市の新アリーナ整備めぐり“すれ違い” 県が市に質問状「説明が不十分」

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 岡山市が検討している新しいアリーナについて、市は県にも財政負担などを求めています。岡山県はこれに対し、「説明が不十分である」として3月3日、市に質問状を送りました。

 岡山市が整備を検討している新アリーナ。市はこれまで、県にも財政負担などを求めてきましたが、県は市の説明不足を指摘するなど、両者の間にすれ違いが生じています。こうした中、岡山県は会見を開き、3月16日に岡山市から直接説明を受けることを明らかにしました。

 そのうえで市に対し、3月3日付けで質問状を送付したことを発表しました。

 質問状では、大森市長が議会で発言した新アリーナの経済波及効果などについてくわしい説明を求めています。

(岡山県/有田裕 文化スポーツ振興監)
「正しい情報を正しく市民県民にお伝えしていかないと議論は深まらない」

 これを受け、大森市長は先ほど報道陣の取材に応じ、質問状について来週中をめどに回答すると話しました。そして、伊原木知事ら県側との信頼を構築するため、対話を重ねていきたいとしています。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「(説明の機会を設けたのに)このような文書を受けるのは少し残念であります。(経済効果などの説明)以前に広域的にプロスポーツを応援すべきなのかどうか、そういったことがまず最初にあるのではないか」

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