香川県善通寺市出身とされる弘法大師・空海の生誕1250年を記念したオリジナルフレーム切手の贈呈式が香川県立ミュージアムでありました。
多くの人に弘法大師の偉業を知ってもらおうと日本郵便四国支社が、弘法大師空海御誕生1250年祭実行委員会や善通寺市、香川県立ミュージアムに贈りました。
切手のデザインは、現在、県立ミュージアムで開かれている弘法大師生誕1250年を記念した特別展「空海」に展示しているものの中から選びました。
切手は合計1250シート用意され、既に香川県内の郵便局や愛媛や徳島、高知の中央郵便局で販売されています。
(弘法大師空海御誕生1250年祭実行委員会/齋藤弘道 委員長)
「形に残るもので、1250年の記念事業の一つになったのではないかと思います」
特別展では、「錫杖頭」という空海が中国から持ち帰ったとされる密教で使う道具や、「急就章」という空海が書いたと伝えられている字や言葉を覚えるための教科書のようなものなど、空海の足跡にふれる貴重な文化財が展示されています。
特別展は5月21日まで開かれています。