香川県善通寺市で生まれたとされる弘法大師空海の生誕1250年を記念して、善通寺と全日空がコラボした御朱印帳の販売が始まりました。
(記者リポート)
「こちらの御朱印帳、表紙は細かなつくりになっていて、かっこいいです。下には善通寺と五重塔が描かれていて、善通寺ならではのデザインになっています」
御朱印帳を作ったのはANAと弘法大師空海が生まれた場所とされる総本山善通寺です。
ANAはこれまで、東京の神社2社とコラボした御朱印帳を作ってきましたが、2023年が空海の生誕1250年に当たることから、初めて東京以外の場所として善通寺とのコラボを企画しました。デザインはANA版と善通寺版の2種類です。
善通寺版の裏には地元の高校生が描いた空海の幼少期の姿がデザインされています。
(善通寺第一高校 デザイン科/中上真成美さん)
「今回のキャラクターを通して、少しでも善通寺や香川を知ってもらって、魅力として見てもらえたら」
また、少しでも安心して旅行してもらおうと、善通寺版には傷害保険の申込書がついていて、申し込めば、3カ月間交通事故傷害保険に加入できます。
ANA版は通販サイトとANA関連の販売店で、善通寺版は善通寺の売店で手に入れることができます。
(総本山善通寺/菅智潤 法主)
「全国、あるいは海外からのお客さんのお参りも期待しているところで、香川県、四国全体が盛り上がるような活動にしていきたい」