22日、岡山市の大森市長は、2024年度から水道料金を値上げする条例案を11月30日に開会する市議会に提案することを明らかにしました。
条例案では、2024年度から2年間、水道料金を平均で15.7%、それ以降は平均で20%値上げするとしています。
老朽化した施設の更新や耐震化に費用が掛かるのが値上げの主な理由です。
岡山市はこれまで、2024年度から平均で20.6%値上げする方針でした。しかし、10月に水道事業について検討する審議会から家庭用の値上げ率を抑えることなどを求める提言を受けたため、内容を見直しました。
財源が不足する分は、2031年度までに水道局の職員を15人削減することで対応するということです。