28日午後0時15分ごろ、岡山県瀬戸内市の牛窓港沖で、貨物船の船長から「船が座礁した」と玉野海上保安部に通報がありました。
玉野海上保安部によりますと、座礁したのは長さ約70m、総トン数約490tの貨物船で、約1700tの砕石を積んでいました。
この船は27日午後2時40分ごろに、堺泉北港(大阪・堺市)を出港し、午後9時40分ごろから牛窓港への入港待ちのため、沖合にいかりを下ろして停泊していました。そして翌28日午前9時30分ごろに、港に入港しようとしたところ、浅瀬に乗り上げたということです。
船には船長を含めて5人が乗っていましたが、全員けがはありませんでした。油の流出もないということです。
座礁したときの天候は晴れで、波の高さは50cmでした。玉野海上保安部が事故の原因を調べています。