高松港で高松海上保安部の潜水士が2023年初めての訓練を行いました。
訓練は岸壁から転落した人を救助するという想定です。5日は、巡視船いぶきの潜水士3人が乗組員と協力しながら手順を確認していきました。
高松海上保安部の潜水士が2022年、海難救助で出動したのは13件です。2021年8月から、研修を受けて海上保安庁から「救急員」の任命を受けた海上保安官は、酸素の投与や血圧測定など一部の医療行為が1人で出来るようになりました。
高松海上保安部では12月、潜水士3人が初めて任命されました。
(高松海上保安部 巡視船いぶき/井上龍椰 潜水士)
「できる処置が増えたということはそれに伴って責任も増えてきますので、要救助者への救助活動がありましたら、迅速かつ的確に活動を行っていきたい」