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年末年始の旅行費用が「過去最高」に 宿泊料金高騰で…岡山県では2018年比で約1.6倍

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 旅行会社JTBによると、この年末年始の1人当たりの旅行費用は平均4万1000円で、2022年度から4000円増え、年末年始の旅行費用としては過去最高になりました。この理由の1つは宿泊料金の「高騰」です。

(ロイヤルパークホテル倉敷/筒井 健 支配人)
「海外からのお客さまが来るようになられまして、人件費等が高騰している中で、そこ(宿泊代の値上げ)はせざるを得ない」

 倉敷市の観光案内所を訪れる外国人観光客の数です。2023年10月にはコロナ禍前の約8割に回復しました。こうした宿泊需要の高まりや物価高の影響で、ホテルの宿泊料金も高騰しているそうです。

 客室の価格設定をサポートする「メトロエンジン」によると、この年末年始のホテルの宿泊料金は2018年と比べて岡山県では約1.6倍、香川県では約1.4倍になっています。

(ロイヤルパークホテル倉敷/筒井 健 支配人)
「更に海外のお客さまにお越しいただくことによって、国内での需要と供給のバランスは当然崩れてくる中で、そうなっていく(値上げが続く)であろうと思っています」

 ロイヤルパークホテル倉敷では、宿泊した人が地酒を試飲できるサービスなど付加価値を高めていきたいとしています。

 この他、移動や宿泊以外にもー―。

(松木梨菜リポート)
「一方で、こちらは倉敷美観地区にある土産物店です。お菓子や雑貨など、この1年でほとんどが値上がりしたということなんです」

(倉敷観光土産 くらしき光畑/高山三恵子 店長)
「1人のお客様の(お土産を)買う金額も下がってきたような気がする。大きいものだと1000円を5個だと5000円ですけど、500円を5個だとね」

(観光客は―)
「確かに(旅費が)値上がりしてるなって感じで」
「旅行が好きなのでそこは旅行をしやすくなってくれたらうれしいです」

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