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ポンペオ元国務長官を新政権で起用せず トランプ氏のウクライナ停戦“本気度”は?

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選挙で圧勝したトランプ次期大統領、新政権のウクライナ停戦案に世界が注目しています。

■ポンペオ元国務長官を起用せず

トランプ次期大統領は9日、新しい政権では、元国務長官のポンペオ氏と元国連大使のヘイリー氏を起用しないことを明らかにしました。 ポンペオ氏はウクライナへの軍事支援に積極的で、ロシア領内の軍事基地を攻撃できるよう、長距離兵器の使用制限も解除すべきだと主張。ウクライナ支援に消極的なトランプ氏との考えの違いが指摘されていました。 ロシアによるウクライナ侵攻が始まって2年8カ月が経過。トランプ大統領返り咲きで、解決に向かうのか、さらに混迷の度を深めるのか。 ■「24時間で戦争決着」カギ握るマスク氏

6日の勝利演説で、トランプ氏は―。 (トランプ氏)「戦争を始めるつもりはない。止めるつもりだ。」 ウクライナ侵攻について、これまでこうも豪語してきました。 (トランプ氏)「私が大統領なら、24時間1日で戦争を決着させる。」 Q.どう1日で戦争を決着させる? 「プーチンとゼレンスキーと会う。両者とも弱みと強みがある。24時間以内に戦争は決着する。そのために大統領の権限が必要だ。」 トランプ氏は6日、イーロン・マスク氏同席のもと、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談。ウクライナを支援する意向を伝えましたが、ここでは早期に戦争を終結させるという話には踏み込まなかったと言います。 ゼレンスキー大統領は、早期の戦争終結は、ウクライナが大幅な譲歩を迫られることになると、強く警戒しています。 (ウクライナ ゼレンスキー大統領)「我々は公正な形での戦争の終結を望んでいる。早期終結は損失を意味する。損失だ。」

■プーチン氏「対話準備できている」

一方で、ロシアのプーチン大統領は7日、トランプ氏の早期終結案について、こう言及しました。 (ロシア プーチン大統領)「ロシアとの関係を修復し、ウクライナ危機を終結させたいとの発言は、少なくとも注目に値する。」 トランプ氏との対話にも前向きな姿勢を示します。 Q.トランプ氏と話し合う準備は? (ロシア プーチン大統領)「準備はできている。私が彼に電話することは恥ずべきことではない。」

11月10日『有働Times』より

(C) CABLE NEWS NETWORK 2024

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