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浄水場から目標値超の化合物が検出された原因究明へ 吉備中央町が有識者委員会を設置 岡山

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 岡山県吉備中央町の浄水場から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出された問題を受けて、町は検出の原因を究明するための有識者委員会を設置しました。

 25日に初会合が開かれ、山本雅則町長が水処理や地盤などに詳しい研究者や環境省職員ら4人の委員に委嘱しました。

 この問題は、2020年から2022年までの3年間、吉備中央町の円城浄水場から国の暫定目標値を大きく上回る有機フッ素化合物が検出されたものです。

 町はこれまでに、外部の有識者が住民の健康への影響や対策を話し合う委員会と、県への報告を怠るなど不適切な対応を検証する委員会の2つを立ち上げています。

 原因究明委員会の25日の会合では、浄水場の水源の上流にある資材置き場に置かれていた活性炭と地下水の関係を調べるボーリング調査が必要ではないかという意見が出たということです。

 次回の委員会で具体的な調査内容について話し合います。

(原因究明委員会[岡山大学学術研究院教授]/小松満 委員長)
「できるだけすみやかに住民の安全安心につなげるためにも、審議を進めていきたい」

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