岡山県吉備中央町の浄水場から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物が検出された問題で、町が住民に過去3年分の水道料金を返還する方針であることが分かりました。
この問題は、2020年から2022年までの3年間、吉備中央町の円城浄水場から、国の暫定目標値を大幅に超える有機フッ素化合物が検出されたものです。
町によりますと、円城浄水場の給水区域に住む約500世帯に対し、3年分の水道料金を返還する方針を決めたということです。
町は、定例町議会最終日の20日、返還に関連する予算案を追加提出する予定です。
また町は、自宅の水道水の検査を希望する世帯に、その費用の一部を補助する方針も決めました。2024年1月の開始を目指しているということです。