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「入ってもいいこと無い」岡山県警が元暴力団員にインタビューした動画を制作

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 岡山県警が暴力団排除につなげようと、元暴力団員にインタビューした動画を制作しました。

(岡山県警制作の動画/元暴力団員の男性)
「暴力団は入ってもいいこと無いし、辞めてもいいことないし、悪いことしかないです」

 動画は、岡山県在住の元暴力団員の男性(30代)と警察官の会話を約18分にまとめた内容になっています。

 動画の中で男性は「『かっこいい』と軽い気持ちで暴力団に入ったものの、組織の実態は薬物の販売や詐欺などをする犯罪集団だった」と話しています。
 また暴力団を辞めた後もつながりを完全に断つことができず、暴力を振るわれることもあったということで、「暴力団には絶対に入らないでほしい」と訴えています。

 警察はこの動画を2023年11月に岡山少年院で上映しました。今後、学校などでも上映し、若い世代を中心に暴力団に関わらないよう呼び掛けたいとしています。

 警察によりますと、岡山県内の暴力団の構成員と準構成員の数は、2005年の約1940人をピークに減少を続け、2022年12月末時点では約280人と過去最少になっています。

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