岡山・香川の話題のものやスポットを紹介する「いまココ!ナビ」。カレーで町を盛り上げるユニークなキャンペーンが6月、岡山県里庄町で始まりました。スパイス! 激辛! アジアン! うどん!? カレーが町をホットにしています!
岡山県南西部の里庄町は、中心部にJR山陽線と国道2号が通る県内で2番目に小さな町。
そんな小さな町を熱く盛り上げるキャンペーンが「里庄カレーなんとか」!
地元のカフェやベーカリーなど11店舗が提供するのは、それぞれの個性あふれる魅力的なカレーグルメです!
まずは、おしゃれなフレンチカフェのぜいたくな一品から。国道2号沿いにあるフランス料理店「Le coqrouge」です。
合田吉博シェフが作る「カレーなんとか」は、こだわりのフォンドヴォーと甘く炒めた玉ねぎをふんだんに使った欧風カレーに、大きなエビフライ2つをトッピングした「欧風カレーと大きなエビフライ」(2480円)です。
(記者リポート)
「欧風カレーいただきます。野菜などのうまみがぎゅっと詰まってて、すごくコクがあっておいしいです。エビフライいただきます。外はかりっとしてて中はとてもジューシーです」
お店で人気のエビフライとスタイリッシュな空間がぜいたくな気分にさせてくれる豪華なカレーです。
続いては、地元の洋菓子メーカーの直営店「カフェ@サンラヴィアン」。
こちらの「カレーなんとか」は、「バターチキンカレーとチーズのバケット」(237円)です。
店内で焼いたフランスパンにバターチキンカレーをぬり、チーズをのせて再び焼き上げます。カリっとした食感と香ばしいカレー風味を楽しむことができます。
カレーと一緒にラッシー(ラッシー [ブルーベリーとイチゴ 1個330円] )をいただくのもお薦めです。
次のカレーなんとかに行く前に……なぜ里庄町はカレーで町おこしなんでしょうか?
キャンペーンを企画推進する里庄町の田辺さんに聞きました。
(里庄町役場 企画商工課/田辺将之さん)
「もともと町内にはスパイスカレーやカレーパンなど人気のお店があったんですよ。調べてみると意外といろいろなお店でカレーが存在することが分かりまして、これならみんなで繋がって里庄町を盛り上げることができるかなと思いました」
企画担当者お薦めの「カレーなんとか」を案内してもらいました。
2023年9月、家具ブランド「マスターウォール」を展開するAKASEが自社工場と直営店の敷地内にオープンしたカフェ「THE GREAT LAKES」。
こちらでいただく「カレーなんとか」は2種類。
チキンとスリランカカレーの材料を使った甘味や酸味のコクのあるカレーと、豚のひき肉や玉ネギ、トマトを煮込み、17種類のスパイスを使用したカレー「2種類のあいがけスパイスカレー」です。
(記者リポート)
「ではさっそくスリランカカレーの方からいただきます。ほど良い酸味が効いててすっきりしています。
辛さもちょうどよくて夏にはぴったりですね。続いて豚のひき肉カレーの方をいただきます。お肉のしっかりした食感とスパイスがとても効いてておいしいです」
「里庄カレーなんとか」のキャンペーンではその他にもドライカレーやカレーピラフドリア。
手延べうどんにあうカレーや激辛カレーパンなど、個性的なカレーグルメで町を熱く盛り上げています。
食べた人にはオリジナルステッカーのプレゼントもあります。
(里庄町役場 企画商工課/田辺将之さん)
「里庄町にはおいしいカレーがいっぱい。皆さん遊びに来てください」