香川県まんのう町で2年ぶりとなる「ひまわりまつり」が13日に開かれます。
香川県まんのう町の帆山地区には約10万本のヒマワリが植えられています。13日に開かれる「ひまわりまつり」の目玉は香川大学の学生が企画したヒマワリの迷路です。
写真スポットなどもあり、大人から子どもまで楽しめます。しかし、祭りの開催までには長い闘いがありました。
(まんのうひまわり振興協議会/齋部正典 会長)
「こちらも、この奥まで全てヒマワリを咲かす予定でありました。やっぱり鳥が今年も多く寄ってきて種を結構食べられた。なかなか人間と鳥の闘いみたいな状態」
「ひまわりまつり」を主催する協議会の齋部会長によると、2023年はヒマワリの種や芽がヒバリなどの鳥に食べられほぼ全滅。祭りは中止になり、人間は鳥に敗北しました。
(まんのうひまわり振興協議会/齋部正典 会長)
「ヒマワリの町、まんのう町ですから、何としても今年はきれいに咲かそうと」
2024年は、畑にネットを掛けたり鳥が嫌がるレーザーを14台も設置したりと約50万円をかけて対策した結果……。3ha中1.8haでヒマワリが咲き、2年ぶりに祭りを開催できるようになったのです。
(まんのうひまわり振興協議会/齋部正典 会長)
「もうやっぱり単純に『きれいだね』と言っていただければ、今までの苦労は報われるかなと思います」
「ひまわりまつり」は13日午前9時半からまんのう町帆山で開かれ、さまざまなイベントも実施されます。