岡山県備前市の中高生が、地元出身のメジャーリーガー・山本由伸投手を応援しようと企画されたツアーに出発しました。
備前市役所で出発式が行われ、ツアーに参加する中高生約50人の代表が「学校では学べないことを学びたい」などと述べました。
ツアーは、備前市が約1億3000万円をかけて企画したもので、抽選で選ばれた市内の中高生合わせて200人が参加します。
8月上旬のツアー第1弾には約150人が参加し、3泊5日の日程で山本投手が所属するドジャースの試合を2試合観戦しました。
また岡山市に本社がある企業の現地工場や、日系アメリカ人の歴史や文化を学ぶことができる博物館を見学しました。今回の第2弾も同じ内容です。
山本投手は現在、負傷者リストに入っていてツアー中に登板する予定はありません。
(参加する高校生は―)
「(山本投手は)出られないですが、大谷翔平(選手)が出るのでそっちを応援しようと思う」
「チャイニーズシアターが楽しみ、好きな俳優がいるのでその足跡や手形を探したい」
(備前市/吉村武司 市長)
「いいところを多く学んでより多くのアメリカを知ってもらえれば」
一行は関西国際空港からの国際線でロサンゼルスへ向かいます。