香川県立高校の授業で使うタブレット端末を2025年度の入学生から自己負担にする問題です。香川県教育委員会は、公立、私立を含めた全ての生徒を対象に、購入額の「半額」程度を補助する方針を固めたことが分かりました。
香川県教委は、現在、生徒1人に1台貸し出しているタブレット端末について、2025年度の入学生からは学校指定の端末を自己負担で購入してもらうことを決めています。
負担額は7万5000円ほどの見込みで、「子育て世帯の負担が増える」として保護者らが公費負担の継続を求める署名を提出するなど反対の声があがっていました。
関係者によりますと、負担軽減策を検討していた県教委は、公立、私立を含めた全ての生徒を対象に、購入額の半額ほどを補助する方針を固めたということです。
11月22日に開会する11月定例県議会に補正予算案を提出する方針です。