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2022年度の香川県議の政務活動費「違法とは言えず」 住民監査請求を棄却…監査期間中に3人が修正届

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 香川県議会議員の2022年度の政務活動費に「違法な支出がある」として市民団体が返還させるよう求めた住民監査請求が棄却されました。

 住民監査請求は、2024年6月に市民オンブズ香川が行ったものです。

 2022年度に当時の香川県議40人が支出した政務活動費のうち、支払先が不明な人件費や政務活動かどうか区別があいまいな費用など合わせて6200万円余りが「違法・不当だ」として知事に対し、議員に返還させるよう求めていました。

 香川県の監査委員はそれぞれの支出を確認した結果、「いずれも違法、不当な支出とは言えない」として請求を棄却しました。

 一方、五所野尾恭一議員、花崎光弘議員、里石明敏議員の3人が広報費や名刺代など7件約17万円について監査期間中に修正届を出しました。

 監査委員は「今回も監査中に修正届が出されたことは誠に遺憾」とし、的確な審査や政務活動費マニュアルの更なる見直し、透明性の確保について改善を求めました。

 市民オンブズ香川は「残念なことに、事務所費や人件費などの実態を把握しないまま議員の言い分を認めてしまう、従来通りの監査結果だった」とコメントしています。

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