気象庁は1898年から日本の夏、6月から8月の平均気温の統計を取っています。2024年夏の平均気温は基準値に比べて1.76℃高く、2023年と並んで過去最高を記録しました。岡山・香川でもさまざまな記録が更新されました。
岡山・香川の2024年8月の平均気温は高松市が30.6℃、津山市が27.9℃で観測史上1位タイ、岡山市が29.9℃で観測史上2位タイとなりました。
ウェザーニューズによると、この夏、猛暑日だった日数の合計は岡山で38日、高松や滝宮(香川・綾川町)で40日など、23の観測地点のうち15カ所で各地点の最多記録を更新しました。
気象庁のデータでは、年間の平年の猛暑日日数は、高松は12.7日、岡山は15.2日で、平年よりも大幅に多くなりました。
また、岡山や三豊市の財田などでは25日連続、高松では24日連続の猛暑日となり、過去最長を更新しました。
ここまで暑さが厳しくなった要因のひとつに雨の少なさがあります。
高松市の2024年8月の降水量を日ごとに見てみると、台風10号に伴って雨が降るまでは0ミリの日が多く、気温がなかなか下がりにくい状況が続きました。
この先1週間は日差しが届き、最低気温・最高気温ともに平年より高い日が多くなりそうです。