幼稚園と保育園の機能を兼ね備える「幼保連携型認定こども園」が、香川県内では2024年度は前年度から6園増え、過去最多になったことが分かりました。
文部科学省の2024年度学校基本調査によると、2024年度5月1日時点で、香川県内の幼保連携型認定こども園は、保育所からの移行が3園、幼稚園と保育所の統合が3園あり、前年度から6園増加し90園となりました。一方、幼稚園は6園減少し102園になりました。
幼保連携型認定こども園の園児数は1万305人で、507人増加しました。施設数、園児数ともに過去最多です。一方、幼稚園の園児数は705人減少しました。
香川県は「共働き世帯の増加などで、柔軟に子どもを預けられる施設への需要が高まったことが、幼保連携型認定こども園の増加につながった」としています。
また、教員のうち女性が占める割合は小学校が66.8%(全国3位)、中学校が51.1%(全国2位)、高校が41.9%(全国3位)といずれも高い水準でした。中でも高校については、調査を開始した1948年度以来、過去最高でした。