グランプリには賞金500万円が贈られます。岡山県備前市が企画した陶芸作品の公募展の審査会が開かれました。
審査会場の備前市役所には壺や鉢、オブジェなどの陶芸作品が並びました。
公募展「備前・現代陶芸ビエンナーレ」は、備前焼で有名な備前市が陶芸技術の継承や発展を目指し、初めて開いたものです。グランプリに選ばれた作品の作家には500万円が贈られます。
国内外から321点の応募があり、一次審査を通過したのは88点。最終審査では審査員が、作品を一つ一つ手に取ったり触ったりして出来栄えを確認していました。
審査結果は9月下旬以降に発表予定です。
(備前・現代陶芸ビエンナーレ審査員/金子賢治さん)
「非常に力の入った作品を出していただいた。特に選ばれた入選作品はいいものが多かったので大変ありがたいこと」