サッカーJ3、カマタマーレ讃岐は6日、高松市で初となるJリーグ公式戦に臨みました。今シーズンのホームゲームで最も多い4000人以上が来場しました。
試合が行われる屋島レクザムフィールドに一般用の駐車場がないため、観客はことでん志度線の臨時便や離れた駐車場からのシャトルバスなどで来場しました。
(記者リポート)
「屋島レクザムフィールドと琴電屋島駅の間は徒歩約3分です。ことでんに乗ったお客さんが次々とスタジアムに向かって歩いています」
(ことでんで来場した人は―)
「瓦町から来たがちょっと旅行気分だった」
「(電車内に)サポーターもたくさんいて、すごく盛り上がって気持ちが上がった」
屋島といえば、源平合戦の那須与一が有名です。「扇の的」の体験コーナーが設けられました。
(記者リポート)
「周辺住民の迷惑にならないようドラムやメガホンなど鳴り物の使用は禁止されています。サポーターは拍手と声援で選手を応援します」
普段は丸亀市のPikaraスタジアムで戦っているカマタマーレ。高松市で初めて開かれたJリーグ公式戦には、今シーズンのホームゲームで最も多い4185人が集まりました。
ガイナーレ鳥取との試合は…
明治安田J3リーグ第31節、対戦相手はガイナーレ鳥取です。前半35分、カマタマーレはフリーキックに宗近が頭で合わせますがクロスバーに当たってゴールならず。逆に6分後、鳥取にサイドを崩されて先制ゴールを決められます。
後半、カマタマーレは再三、鳥取ゴールに迫りますが追い付くことができません。
アディショナルタイムの森のフリーキックも外れ、高松市初のJリーグ公式戦を勝利で飾ることはできませんでした。【カマタマーレ讃岐 0‐1 ガイナーレ鳥取】順位は20チーム中15位のままです。
(カマタマーレ讃岐/米山篤志 監督)
「高松の非常に立地のいいグラウンドで皆さんと勝つために一緒に戦うことができたことは、興奮を共有できたという意味では非常に良かったと思う」
(カマタマーレ讃岐/池内秀樹 社長)
「周辺の住民もたくさん来てくれたのでカマタマーレを屋島で歓迎しようという思いが伝わってきてとてもうれしかった。来年以降も再度こちら(高松)で開催してしっかり勝利を届けたい。みんなで喜びたい」