岡山市の後楽園で秋の風物詩、「松のこも巻き」が行われました。
造園会社のスタッフ9人が後楽園の約240本の松にわらで編んだ「こも」を巻いていきました。
「松のこも巻き」は、松についた害虫が冬を越すときに地面に下りてくる習性を利用した伝統的な害虫駆除の方法です。
1975年から行われている秋の風物詩で、訪れた人が写真を撮るなどして楽しんでいました。
(訪れた人は―)
「これで冬なんかなあという気はしますけど、こんなに暑いときもなかったと思います」
「情緒があるなあと思います。冬支度というのかそういうのを見たら季節は進んでいっているんだなと思います」
巻いたこもを外して害虫を焼く「こも焼き」は2025年2月19日に行われる予定です。