27日に投開票が行われた衆議院選挙の香川県坂出市の開票集計で、投票用紙の集計漏れがあったことが分かりました。
坂出市選挙管理委員会によりますと、27日午後9時から坂出市立体育館で行われた衆院選の開票集計で、小選挙区(香川2区)の投票者数2万3278人に対し、開票数は2万3277票と、1票足りませんでした。開票所内を確認後、「持ち帰り票」として処理し、開票結果を確定させました。
しかし、28日午後、選管事務局の職員が投票箱の片付けをしていたところ、箱の外側に候補者の氏名が記載された投票用紙1枚が張り付いているのを見つけたということです。
香川県選管は、すでに開票事務が終了していることから結果の修正などは行わないとしています。
坂出市選管は、今後このような事案が発生しないよう確認を徹底するよう注意喚起するとともに、複数の従事者で投票箱をチェックする体制を講じるとしています。