香川県丸亀市土器町の住宅に父親の遺体を放置したとして、娘でいずれも会社役員の姉(61)と妹(59)が6日、死体遺棄の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、2024年5月17日、「父親と連絡が取れない」と行政機関から警察に相談がありました。
警察が11月6日午前7時ごろに自宅を捜索したところ、2階建て住宅の1階の和室で、衣服を着た状態でほぼ白骨化した父親の遺体が発見されました。警察は、2022年4月27日までは、父親(当時88歳)が生きていたと見ています。
父親と娘2人は一緒に住んでいて、発見当時も娘は自宅にいたということです。
警察の調べに対し、姉は「妹と共謀はしていない。父は失踪していて、生きていると思っていた」、妹は「死体を放置していません。父が死んでいると思ってもいませんでした」などと話し、2人とも容疑を否認しています。
警察は司法解剖をして、父親の死因を調べる方針です。