香川県在住の30代の男性がSNS型投資詐欺の被害にあい、合計6401万円をだまし取られました。
警察によると、具体的な手口は以下の通りです。
●6月29日
男性がX(旧ツイッター)で女性を名乗る人物と知り合い、その後LINEのやり取りに移行
●相手からチャットアプリをインストールするよう指示される。グループチャットで「YouTubeの動画視聴や相手の指示通りに仮装通貨を売買すればお金を稼げる」という名目で副業を紹介される。その報酬を受け取るために、指示されたサイトに自分の銀行口座などを入力するように指示される
●指示通りに動画を視聴したり、仮装通貨の売買を行ったりすると、登録したサイト上での口座の残高が増加していった
●その後、相手から「あなたの取り引きのミスで、システムに不具合が起きた。修復料としてお金を振り込んでほしい」「仮装通貨のアカウントの信用回復資金を振り込んでほしい」などと言われる
●7月3日~10月24日
数十回にわたり、指定された個人名義の口座に合計6401万3667円を振り込んだ
香川県内では別の50代の男性が約4180万円をだまし取られる被害も起きていて、香川県警が注意を呼び掛けています。注意のポイントは以下の通りです。
・「動画視聴の副業」「サイト上で利益が出ている」ことも含めて詐欺の手口です
・「振り込み先として個人名義の口座を指定された」「振り込み先の口座が振り込みのたびに変わる」場合は詐欺を疑ってください
・少しでも怪しいと感じた場合は、警察や知人に相談してください