2024年5月、水産庁の漁業取締船「白鷺」が岡山県笠岡市沖で座礁、沈没した事故で、水島海上保安部は6日、当時の船長の男性(49)と、操船業務に従事していた二等航海士の男性(24)を業務上過失往来危険の疑いで12月6日、倉敷区検察庁に書類送検しました。
海上保安部によりますと、2人は笠岡市沖の海域の浅瀬などの有無を十分確認しないまま船を航行させ、5月21日午前9時40分ごろ、「平せた床」と呼ばれる干出岩に船を乗り揚げさせて船底に損傷を与え、沈没させた疑いが持たれています。
この事故で、乗組員14人は全員救助され、けが人はいませんでした。