岡山西署は4日、岡山市南区の会社員の男(35)と岡山市北区のアルバイトの男(42)を偽造有印公文書行使、詐欺などの疑いで逮捕しました。
調べによりますと、2人は他の人物と共謀して2024年2月26日から27日にかけて、東京の消費者金融会社がインターネットに開設するローンアプリに接続し、偽造したマイナンバーカードの写真を送信するなどして、借入限度額150万円の融資契約をさせた疑いです。そして会社員の男が岡山市内のコンビニATMで15回にわたって引き出した疑いです。
調べに対し、アルバイトの男は偽造マイナンバーカードを使って融資契約したことを認めており、会社員の男は金を引き出したことを認めているということです。
警察はこれまでに会社員の男が限度額50万円、2人で共謀して限度額141万円の融資契約をして共に現金を引き出していた容疑を固めており、引き続き余罪を調べています。