岡山県は国の総合経済対策を受け、中小企業支援などを盛り込んだ補正予算案を取りまとめました。
（岡山県／伊原木隆太 知事）
「物価高騰に負けない地域経済づくりの一層の推進と県民の安心・安全の確保に向けて今回取りまとめた対策を着実に実施してまいります」
一般会計補正予算案は総額308億円余りで、このうち経済対策分が約94億4000万円です。
人手不足の対策のため、中小企業が生産ラインの自動化などを図る場合に費用の一部を支援する事業に約6億6000万円を、また大阪・関西万博を訪れる観光客を岡山県に呼び込むため宿泊費を助成するなどの事業に約3700万円を計上しています。
さらに全国的に闇バイトによる強盗事件が多発する中、住民団体などの防犯カメラの設置を支援するため6200万円余りを盛り込んでいます。
補正予算案は2月21日開会の2月定例岡山県議会に提案されます。
