サッカー・J1ファジアーノ岡山のDF・柳育崇選手(31)が、古巣であるJ3の栃木SCに完全移籍することが決まりました。
柳選手は2022年シーズンに当時J2の栃木SCからファジアーノに加入。身長188cmの高さをいかしたヘディングを武器に、センターバックとしての守備だけでなく攻撃時にはセットプレーの得点源としても活躍。ファジアーノでの4シーズンで10得点を奪いました。
2022年シーズンから2024年シーズンまではほぼ全試合に出場するも、クラブとして初のJ1を戦った2025シーズンは4試合の出場(スタメンは1試合)となっていて、11月にクラブとの契約満了が発表されていました。
【柳選手のコメント全文】
ファジアーノ岡山に関わる全ての皆様へ。
この度、古巣でもある栃木SCに移籍することを決めました。岡山に来て4年。プレーオフ敗退、キャプテン、J1昇格、岡山におけるJ1元年と本当に濃い時間を過ごしてきました。特に昨年のJ1昇格を決めた試合は、今でも心に焼き付いていますし、一生忘れることはありません。
それでもほとんどは悔しい記憶で、特に2025年はなかなか試合に出られず、もどかしい時間を過ごしてきました。それでも応援してくれる方達、どんな立場でも全力でプレーするチームメイトに支えられて走り続けることができました。本当に感謝しています。
クラブとしては、J1残留を決めることができ、それだけクラブとしても成長している証拠だと思います。
だからこそ、これからも″岡山らしさ″を失わず、更に発展し続けていくことを願っています。
岡山での日々を通じて、自分はサッカーが大好きなのだと改めて感じることができました。
チームとして、選手として、人としてどう在るべきか。
岡山で多くのことを学んだからこそ、この決断に自信を持って挑むことができます。自分なりの挑戦を楽しみ、もっと成長していきます。本当に4年間ありがとうございました!