さぬき市教育委員会は24日、教育委員会事務局の男性副主幹(48)を停職4カ月の処分にしたと発表しました。
市の教育委員会によりますと、職員は6月14日午前3時ごろ、倉敷市児島赤崎の道路を自家用車で運転中に路上に座り込んでいた男性に衝突し、全治3カ月のけがを負わせましたが、救護措置を取らず、警察に報告をしませんでした。当日午後、児島警察署からの要請で出頭し、11月に道交法違反(安全運転義務違反、救護義務違反)で罰金50万円の略式命令を受けました。
16日に懲戒委員会を開き、教育委員会で審議した結果、処分を決めたもので、あわせて教育委員会事務局の部長(58)と主幹(54)の2人を文書訓告としました。
さぬき市教育委員会は「交通法規を遵守しなければならない職員が事故及び違反を犯したことを重く受け止め、深くおわび申し上げます」としています。