ことでんの66年ぶりとなる新型車両が高松にやってきました。深夜の輸送に密着しました。
クレーンに持ち上げられる電車。その姿はまるで「空飛ぶ電車」のよう……。
30日、高松市の香西港に到着したことでんの新型車両「2000形」。5億円をかけて66年ぶりに新型を導入しました。
でも、車両基地のある仏生山駅までどうやって運ぶのでしょうか?
到着した日の深夜。港には鉄道ファンの姿が!
(鉄道ファン)
「めちゃくちゃ楽しみです。なかなかこんな経験もすることないので、目に焼き付けたいと思います」
「あんな新しい車両っていうのが来るっていうのは、ほんとに楽しみにしていたので、非常にわくわくしています」
午前1時、新型車両はトレーラーに載せられ、約17km先の仏生山駅まで「道路」を使って運ばれます。
緑色の回転灯を付けた誘導車に導かれ、深夜の道路を駆け抜けていきます。
新型車両の長さは、約18m、トレーラーも含めた長さは約27m。JR高徳線の高架もギリギリで通過します。
仏生山町に入った新型車両。ここまでずっと広い道を走ってきましたがここから片側1車線に。狭い道を進みます。
出発から約1時間経った午前2時、ようやくゴールの仏生山駅近くまでやってきました。
しかし、ここが最後にして最大の難関。車両基地の入口は車幅とほとんど変わりません。
ゆっくりと慎重に動かし……深夜のミッションを終えました。
朝を迎え、雨が降る中行われたのは線路への移送。新型車両をことでんの線路にのせます。
電線に触れないよう作業をしていきます。
午前9時ごろ、車体が車輪などがある台車と合体。無事に長旅を終えました!
(ことでん 安全対策推進室/福家憲弘 課長)
「無事安全に輸送できたことは関係作業者の尽力によるものだと思います。とりあえずは、まず一安心というところであります」
新型車両は、試運転や運転士の訓練をへて2026年10月ごろを目途にデビューする予定です。