Park KSBアプリに寄せられた疑問をもとにお伝えする「みんなのハテナ」。
今回のテーマは「栗林公園」です。
高松市を代表する観光名所であると同時に、市民がラジオ体操をしたり、散歩をしたりと生活に溶け込んでいる公園です。
栗の木はありますか? (高松市 TOTASHECHI 63歳)
高松市にある国の特別名勝・栗林公園。その疑問に応えてくれるのは栗林公園で働いて半年、公園を管理する職員、早﨑文菜さんです。
(栗林公園観光事務所/早﨑文菜さん)
「栗の木は3本あって、場所は日暮亭の北側の桜の木が植えられている広場の一角に」
松で有名な栗林公園ですが、栗の木が3本あるそうです。
諸説ありますが、一説によると江戸時代初期、飢饉や災害の備えとして多くの栗の木が植えられていたそうで、当時の藩主が鴨猟の時、生い茂る栗の木が邪魔になり伐採したとされています。
松の木は何本ある? (三豊市 ふ 69歳)
(栗林公園観光事務所/早﨑文菜さん)
「庭園部分に大体1400本あって、庭師が手入れしているのが約1000本です」
園庭は約16.2ha、東京ドームの3.5個分あります。この庭の木の管理をしている庭師は、全部でなんと14人です。
栗林公園で庭を管理して28年の森川さんにお話を聞きました。
(栗林公園観光事務所造園課/森川茂仁さん)
「黒松という種類は同じだが、1本1本個体差があるんですよ。(松ごとに応じた)性格を読み取っていく。それぞれの松に適した剪定を見いだしていく」
手入れが必要な約1000本の松の木は、年間を通じて順次手入れをしていきます。
(栗林公園観光事務所造園課/森川茂仁さん)
「長短枝、長い短い枝を作らない。大体同じ大きさで誇るような形に」
松の手入れは、角を意識してきっちりと美しい箱型に整える剪定や、風通しを良くするために古い葉を落とすなどの緻密な作業があります。
(栗林公園観光事務所造園課/森川茂仁さん)
「(Q.何を楽しんでもらいたい?)同じ景色でも、四季が変わればまた表情が変わるので、春夏秋冬で楽しんでほしいな」
(栗林公園観光事務所造園課/森川茂仁さん)
「冬の雪が降った時があるんですけど、ここ滅多に雪が降らないんですけど、雪景色にすごく感動しました」
園内の樹木は春には桜、秋にはカエデやハゼノキなどの紅葉、また新年には門松など、季節に応じた表情を見せます。
森川さんにお気に入りの松を紹介してもらいました。
(栗林公園観光事務所造園課/森川茂仁さん)
「後嶼(あとじま)の赤松が銘木だと思う」
北湖にある2つの島のうち、南側の島にある赤松の枝ぶりは、龍に例えられるほど美しいということです。
森川さん、ご紹介ありがとうございました。
動物園があった? (坂出市 へのへのっち 39歳)
(栗林公園観光事務所/早﨑文菜さん)
「今の東門の駐車場の辺りに動物園がありまして、その中に当時では珍しい50mプールもあったと聞いています」
栗林公園の動物園は1930年に開園し、ナマケモノやゴリラやゾウなどが人気を集めました。しかし、次第に経営が苦しくなり2004年3月に閉園しました。動物園にはプールも併設され、にぎわったそうです。
隠れたスポットは? (高松市 あかんたれ 63歳)
(栗林公園観光事務所/早﨑文菜さん)
「はい、こちら瞰鴨閣(かんおうかく)になります」
北庭の池のほとりにある瓦ぶきの東屋からは、冬には鴨の群れが訪れ「鴨を眺める(瞰る)場所」として名付けられました。
東門から入ると、右手の奥の池のほとりにあるのが瞰鴨閣。
今でも冬場には鴨が池に集まり、のどかに泳ぐ姿を間近で観察できる癒やしスポットとなっています。
そして6月ごろには毎年、キレイな花しょうぶが咲き誇ります。松の並ぶ庭とは違った表情が楽しめます。
(2026年9月24日放送「News Park KSB」より)