秋篠宮ご夫妻が「全国高等学校総合文化祭」に出席するため、香川県を訪問されました。秋篠宮ご夫妻がそろって香川県を訪問されるのは10年ぶり4回目で、2日間の滞在中に「総文祭」の会場や栗林公園などを視察されました。
「文化部のインターハイ」とも呼ばれる「総文祭」が香川県で開催されるのは34年ぶり2度目です。
「かがわ総文祭2025」は7月31日まで、演劇や郷土芸能など23部門に国内外から約2万人の高校生が参加して行われています。
秋篠宮ご夫妻は26日、あなぶきアリーナ香川で行われた総合開会式に出席され、殿下が約2900人に向けてお言葉を述べられました。
(秋篠宮殿下)
「日頃の活動の中で培ってこられた創造性を発揮し、ここ香川の地で色とりどりの花のごとく、多様な才能を開花させることを期待いたします」
開会式のあと、全国から集まった約1200人の高校生によるマーチングバンドやバトンの演技をご覧になりました。
27日は高松市美術館で「美術・工芸部門」の作品を鑑賞されました。ご夫妻は高校生に「油絵が多いように感じます」や「どんな絵を描くのが好きですか?」などと優しくお声がけされたということです。
その後、高松市の栗林公園を訪れ、昭和天皇らの「お手植え松」やカメを連想させる石組みの上に鶴が舞うような形の松がそびえる「鶴亀松」などをご覧になりました。
夕方には坂出市立体育館の「書道部門」の作品をご覧になり、2日間の滞在を終えられました。