瀬戸内海の島々などを舞台に3年に1度開かれる現代アートの祭典、「瀬戸内国際芸術祭」が18日、開幕しました。観光客の受け皿になる高松市のホテルや飲食店も期待を寄せています。
高松市のひさ枝うどんです。
(手打ちうどん ひさ枝/久枝 了 店主)
「日本人と外国人全く同じように接して、おいしいうどんをとにかく食べてもらって、香川を気に入ってもらえたらいいなと思っている」
ひさ枝うどんの久枝了店主によると、18日はゴールデンウィーク期間を避けて県外から訪れる人も多く、通常の平日よりも1.2倍ほどお客さんが訪れているそうです。
(愛知県から訪れた人)
「(瀬戸芸は)きょうのニュースで初めて見て知りました。男木島、何かありそうだったので行きたい」
「昔、女木島行ったことがあるので、また新しいもの増えているかなという行きたい気持ちはありますね」
(大阪から訪れた人)
「(フェリーで)きょう小豆島も通ってきたのですごい気になっています。(Q.大阪・関西万博と瀬戸芸、どっちに行きたい?)どっちも行きたい」
高松市のホテル「KANEMITSU CAPITAL HOTEL」の4月の客室稼働率は、3月末時点で65%。2024年のこの時期とくらべると15%増えているそうです。そのうち外国人観光客は10%。ほとんどが中国からの観光客だということで……。
(篠原茉那リポート)
「こちらのホテルのレストランでは中国語表記のランチメニューを準備しているということです」
瀬戸芸に加えて、栗林公園を訪れる中国人観光客向けに、18日から中国語表記のメニューを準備しました。
(KANEMITSU CAPITAL HOTEL/市川智久 代表取締役)
「せっかく日本に来ていただいて、その方たちにしっかり楽しんでもらうように近隣のご案内もできるように心掛けていきたい」