岡山・香川の高校生を応援する「青春のキセキ」。今回は公立高校から全国を目指すバスケットボール部の2人のエースです。公立のWエースが挑む、高校最後の集大成!
2026年6月のインターハイ予選決勝。全国の舞台まであと一歩で敗れた、岡山工業高校男子バスケットボール部。
そこから4カ月が経ち、学校の体育館には3年生14人を含む総勢41人の部員が練習に励んでいました。目指すのは、高校バスケ・冬の全国大会、「ウインターカップ」への出場です。
雪辱に燃えるチームを引っ張るのは2人の3年生のゲームキャプテン。内田桜太朗選手と、石川大雅選手です。
2人は同じ倉敷南中学の出身。中学3年生のときには、夏の全国中学校大会で県勢史上最高位となる準優勝に輝いたメンバーです。
(岡山工/石川大雅 選手[3年])
「2年半めっちゃ早いなと思っていて、あとウインターカップしかないので。3年生全員で優勝を勝ち取ってウインターカップに行きたい」
(岡山工/内田桜太朗 選手[3年])
「全然高校に入ってからの方が全国に行きたいっていう気持ちは強くなった。まだ悔いは全然ある。やっぱり借りはウインターカップで返さないといけない」
1年生からチームを引っ張り「いいライバル」だという2人。
身長172cmの内田選手が得意とするのがスリーポイントシュート。
(内田桜太朗 選手)
「入らなくても絶対入るまで打ち続けます。試合でも期待しててください!」
内田選手がスリーポイントに本格的に取り組み始めたのは高校入学からですが、その精度は抜群。
1日500本の練習で磨き上げてきたとっておきの飛び道具は、ゴール後の決めポーズもあるようです。
(内田桜太朗 選手)
「決めポーズですか、NBAのジャマール・マレー選手のセレブレーションです。出せるようにしていきたいと思います!」
一方、身長177cmの石川選手。武器とするのは抜群のスピードで切り込むドライブです。普段の練習ではやらないという内田選手との1on1対決でも、切れ味抜群のドライブで翻弄します。
(内田桜太朗 選手)
「ドライブはこっち(石川さん)の方がうまくて、スリーは僕の方がうまい」
(石川大雅 選手)
「やっぱり岡工のスタイルは泥臭いディフェンスとかルーズボールとかしっかり取ってからの速攻だったり、あとは個人技が出せたら勝てると思うので、そこをしっかり出していきたい」
全中で準優勝した当時のチームメイトたちは全国の強豪私立に進学する中、公立校である岡山工業への進学を決めた2人。
高校では2mを超えるような留学生も在籍するライバル校に苦しんできました。それでも……
(内田桜太朗 選手)
「(Q.なぜ岡工への進学を?)留学生との試合を見に行った、その時の留学生に対するハードワークがかっこいいなと思って岡工を選んだ」
(石川大雅 選手)
「公立っていうのもあって、それで私立の中でも活躍できたらうれしいし。小さくても全国でも通用できるというのを証明したい」
入学を決めたころから変わらない思い。練習で徹底してきたハードワークが身を結んだのが2026年8月。
初めての開催となった全国の公立高校で日本一を決める大会に岡山県代表として出場すると、元NBAプレーヤー・田臥勇太選手を輩出した秋田の能代科学技術など名門校を次々と倒し、見事初代王者に輝きました!
(石川大雅 選手)
「初めて高校で全国に出て、運動量だけはほかのチームには負けないという気持ちを持って、自分たちのプレースタイルを出せて優勝できたのでよかった」
2026年の岡山県男子のウインターカップ出場校は2校。シード校の岡工の初戦は10月24日です。
あと一歩で逃した悔しさも、全国で勝つ喜びも、これまでの全てをぶつける「高校最後」の挑戦が始まります。
(内田桜太朗 選手)
「留学生がいないチームでも全国で活躍できるっていうのをみんなに教えたい。初戦から岡工らしさを全開でやっていって全試合圧倒して勝っていきたい」
高校日本一を決めるバスケットボール・ウインターカップ。KSBでは岡山・香川の出場校が決まる県予選最終日の模様をYouTubeで生配信します。
(2026年10月7日放送「News Park KSB」より)