ニュース

特集

感謝を胸に…水泳・飛び込みに懸ける高校生 最後の夏を終え新たなステージへ「大舞台に立てる選手に」 香川【青春のキセキ】

 岡山・香川の頑張る高校生を応援する「青春のキセキ」です。今回は水泳の飛び込みに打ち込む高校生を紹介します。

 うれしいことも悔しいこともあったけど、一日一日、一本一本。プールで地道に練習を重ねてきました。

(唐渡友唯さん)
「感謝の気持ちが一番大事だなって思いました」

 高校最後の夏を終え、新たなステージへと踏み出します。

 高松工芸高校3年・唐渡友唯(からと・ゆい)さん。香川県で唯一、飛び込み競技を教えている「香川ダイビングクラブ」に所属しています。

 父が飛び込みの動画を見せてくれたことをきっかけに、小学4年生の時に競技を始めました。

(唐渡友唯さん・当時中学3年)
「怖いと思うけど、やってみようかなって」

 中学3年生の時には、香川県で25年ぶりの開催となった飛び込みの全国大会「全国中学校体育大会」に出場。地元開催の大舞台で会心の一本を決め、高飛び込みで準優勝に。

 しかし、翌日に行われた得意の飛び板飛び込みでは、あと一歩のところで表彰台を逃しました。

(唐渡友唯さん・当時中学3年)
「悔しい。3位以内に入りたかったです」

 高校1年、2年の時も上級生の壁が厚く、入賞することはあっても表彰台には上がれず。2025年のインターハイは高飛び込みが4位、板飛び込みは5位でした。

(唐渡友唯さん)
「ここで決めなきゃみたいな場面で、絶対自分からこけてしまう。表彰台に乗れてたのに……というのが毎回のように続いていて、次こそはって思いながらやっている中でずっと続けてきた」

 悔しさを原動力に地道に打ち込んできたトレーニング。

 水温が下がってプールでの練習ができない秋から春にかけては、陸上での練習で、板の踏み込みや空中での感覚を養うトレーニングなどを繰り返しました。

(香川ダイビングクラブ/植村佳員 監督)
「寡黙にしっかりコツコツやる。もう本当にそこに関しては、私も今まで30年近く香川の飛び込み見てきましたけど、あそこまで努力する選手は、多分彼女が一番」

(唐渡友唯さん)
「今年は最高学年、最後なので頑張れたらなって思います。自分が納得いって笑顔で終われたら」

 そして迎えた香川県高校総体。高飛び込み、飛び板飛び込みともに2025年の得点を超え、滋賀県で行われる高校最後のインターハイへ。

 中学3年の時からの悔しさをバネに練習を重ねてきた飛び板では、予選を5位で通過。決勝は得意の宙返りで得点を伸ばし、逃し続けてきた念願の表彰台に上がりました。

(唐渡友唯さん)
「高校3年生で一番いい結果を残せてよかった。(飛び板は)好きで練習もしてきて、中3の時には4位で悔しい思いをして、高3でリベンジできたかなって」

 小学4年生から続けてきた飛び込み。振り返ると、いつも周囲の支えがありました。

(唐渡友唯さん)
「ずっと練習とか見てくれてる先生たちとか、ずっと送り迎えとかしてくれる家族にすごい感謝しなきゃなっていうのが一番に思っていて、感謝の気持ちがすごい大事だなって思いました」

 唐渡さんは香川県内の大学への進学を希望していて、今後も香川ダイビングクラブで競技を続けます。

(唐渡友唯さん)
「インカレがあるんですけど、トップ目指して頑張っていきたい。大舞台に立てる選手になりたい。努力してたら、いつか出れるかなって思います」

(2026年9月9日放送「News Park KSB」より)

KSB 報道
執筆:KSB報道
岡山・香川エリアを中心に日々ニュースを取材、発信しています。
KSBニュースのX(旧Twitter)アカウント

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース

ADVERTISEMENT