家電大手のシャープは新たな領域での顧客の開拓を目指し、EV(電気自動車)に参入すると発表しました。
シャープが発表したのは5人乗りワンボックスカータイプのEVです。
ボディーの屋根には太陽光パネル、車内にはエアコンやテレビモニターなど、シャープ製の家電製品を標準装備しています。
車内を「リビングの拡張空間」と位置付け、家電メーカーとしての強みをアピールする狙いがあります。
生産についてはシャープの親会社であり、これまで受託生産で多くのEVを手掛けている台湾の大手電機メーカー「鴻海」と連携していくということです。
このEVは17日から始まる技術展示イベントで実物が初めて披露されます。